FW古橋亨梧の仏1部移籍で興国高は約2900万円、中央大は約3990万円の「養育費」獲得
冬の移籍期間中の1月27日、スコットランド1部のセルティックから仏1部レンヌにステップアップした元日本代表FW古橋亨梧(30)が現地2日、ストラスブールとのホーム戦に先発して仏デビュー。後半21分までプレーして1-0の勝利に貢献。チームは連敗を4でストップさせて地元サポーターを喜ばせた。
最前線のCFで先発した古橋だが、周囲との連係不足は明らかでシュートは1本止まり。それでも「ここでもまれることで違った自分を見せられる」と本人は2026年北中米W杯出場を見据えながらヤル気満々だ。
ちなみにーー。
「今回のレンヌ入りに際して、前所属先のセルティックに移籍金19億5000万円が支払われましたが、この移籍金から古橋の母校である高校、大学に『これまで育ててくれて感謝します』という意味合いの<連対貢献金>が発生します」とサッカー関係者が続ける。
「移籍金の生じる移籍で国外のクラブに移籍した場合、FIFA(国際サッカー連盟)が連帯貢献金制度という国際ルールを定めており、選手が12~23歳に過ごしたクラブに移籍金の5%が、各クラブの在籍年数に応じて分配される。古橋の場合は大阪・興国高の3年間に対して1.5%の約2900万円が、中央大の4年間に2%の約3990万円が、23歳の時に1年間プレーしたJリーグの岐阜に0.5%の約900万円が支払われるという計算になります」