車の故障に寝坊…早朝の「トラブル」もうまく切り抜けました
あれは2017年だったかな。女子ツアーの「ほけんの窓口レディース」(福岡CC和白C)のときです。当時は今のキャンピングカーではなく、ホンダ「フリード」で全国を巡っていました。会場の近くに車中泊できる施設がなく、コンビニの許可を得て、駐車場の隅っこに止めて寝起きしていたのです。
初日の朝、目覚ましのアラームが鳴ったのでコンビニで買っておいたおにぎりを食べて、「いざ出発」とキーを回したところ、エンジンがかからない。スモールライトがついたままで、バッテリーがあがってしまったのです。試合会場まで車なら5分程度ですが、歩けば30分以上はかかります。時間に余裕がなければ慌てたでしょう。でも、僕はいつもトップスタートの2時間前には試合会場に到着していましたから冷静でしたね。
5時30分にJAF(日本自動車連盟)に電話して救援を要請。車中で待っているわけにはいきませんからコンビニの店員さんに事情を説明し、「仕事が終わるまで戻れないので、すいませんが、今日は1日駐車させてください」とお願いして、車のキーを渡し、ヤーデージブックだけを持ってゴルフ場へ向かいました。
■関連記事
- 【梅ちゃんのツアー漫遊記】「プロになったらキャディーを…」男子ツアーのプロアマ戦に出てきたJCとの約束を8年後に実現
- 【梅ちゃんのツアー漫遊記】令和を迎えたツアープロのランチ事情…プロがまともな食事がとれませんからキャディーはなおさらです
- 【梅ちゃんのツアー漫遊記】全国を巡ってきた僕がイチ押しの温泉は鹿児島県姶良市の重富温泉…望みをすべて叶えてくれる癒やしの施設
- 【梅ちゃんのツアー漫遊記】ハワイのソニーオープンで思い出す 藤田寛之さんと1カ月の「ぜいたく合宿」で覚えた猛烈ホームシック
- 【梅ちゃんのツアー漫遊記】キャディー仲間からは「もったいない」…かつて実績のある2人からのオファーを断ったワケ