元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》
「2010年に木瀬部屋が暴力団へのチケット横流しで部屋閉鎖となり、12年に再興した。前例にならえば、一時閉鎖処分は2年で解除されるということ。その幹部が言ったという『もう1年』はそれでしょう」
退職報道を巡っては親方衆から様々な声が聞こえてくる。前出の親方が「飲み屋で酔ったはずみに気炎を上げただけじゃないか。それでも協会に対する不満が鬱屈しているのは間違いない」と言えば、別の親方は「日本国籍を取得してまで親方になったのに、それらを放り出して辞めるとは思えない」とクビを捻る。
そんな中、今回の件でハッキリしたのが、白鵬の人望の無さだ。
「3月の理事会で、宮城野部屋再興の話が持ち上がらなかったのは確かです。もし、そうした気運があれば、同じ伊勢ケ浜一門の理事、つまり浅香山親方(元大関魁皇)が口火を切り、『一門内でこんな意見も出ている』と報告するはず。理事長を含め、他の一門の理事が言い出すのは筋が違いますからね。しかし、実際は同じ一門からも白鵬をかばう声はない。それが今、白鵬が置かれている立場です」(前出の親方)