智弁和歌山・小林樹斗「最速151キロ」でドラ1候補に急浮上
今秋のドラフト候補、智弁和歌山の右腕・小林樹斗が151キロをマークした。
17日に行われた甲子園交流試合の尽誠学園(香川)戦。1―8の六回裏から4番手として登板すると、5番打者の2球目に151キロを投げ、二飛に打ち取った。
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八回には4番打者相手に再び151キロの直球で空振り三振を奪い、3回を投げて2安打3奪三振で無失点。大敗を喫したため、「151キロを投げても負けてしまうと意味がない」と笑顔はなかったが、かつて阪神、巨人などに在籍した中谷監督は「練習をしてきたことが甲子園の舞台で出せた」とエースの成長に目を細めた。
投げるたびにプロの評価を上げている。和歌山県の独自大会が始まると、初めて150キロを計測。6日の決勝で自己最速の152キロを叩き出している。ある球団のスカウトがこう言った。