高校生合同練習会のウラ…特定球団“囲い込み”で隠し玉も?
29日から2日間にかけて甲子園で行われる「プロ志望高校生合同練習会」には、中部、北信越以西の高校に在籍する77人が参加する予定。東日本の高校生は9月5、6日に、東京ドームで行われる練習会に参加する。
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最大の注目株はドラフト1位候補といわれる右腕、山下舜平大(福岡大大濠)。最速153キロを誇り、潜在能力の高さは高校生屈指といわれている。
そんな中、今回の合同練習会の舞台裏ではこんな話が囁かれている。セ球団のスカウトが言う。
「甲子園交流試合に出場した高橋宏斗(中京大中京)や中森俊介(明石商)らドラフト上位候補は参加せず、甲子園出場がかなわなかった山下のような逸材は一握り。下位指名で引っかかるかどうかという選手が大半です。しかし、そういうレベルの選手でプロ志望届を出しているにもかかわらず、練習会に参加しないケースもあります」