藤浪KOああ4連敗…制球難と虎打線貧打の二重苦で遠い白星

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 白星が遠い。

 14日の広島戦で今季4試合目の先発マウンドに立った阪神藤浪晋太郎(26)が、6回8安打6失点でKOされて4連敗。2018年9月以来となる白星は、またもお預けとなった。

「とはいえ、直近2試合の投球内容はそれほど悪くはなかったんだよ。いずれも4失点だが、自責は1。復活の兆しを見せながら、しかし、白星につながらない。何しろ、藤浪が投げる試合は、ただでさえ貧打の打線が、いよいよ湿っちゃうんだから」

 と、さる阪神OBが言うように、藤浪の登板試合の得点は3試合でわずかに3点。この日は広島のドラ1新人の森下に12三振を喫し、プロ初完投初完封を献上する体たらくだ。

 無論、これは藤浪の自業自得でもある。この日は与四球4。打者28人に対し、初球にストライクを投じたのはたったの9人で、常にボールが先行した。投手の森下に浴びた六回の2点適時打も、ボール、ボールと続いて自らの首を絞めた末の結果だった。

 6回で117球も投げては、攻撃陣もリズムに乗れまい。制球難と貧打。やはり、白星は遠いか。

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