丸佳浩の長期離脱で巨人は大損害…キーマン不在で連覇に暗雲、岡本和真にもシワ寄せ確実

公開日: 更新日:

 28日の開幕を前に巨人に激震が走った。

 阿部慎之助監督(46)が22日に負傷交代した丸佳浩(35)について「長期離脱という形になっちゃった」と明かしたのだ。丸は22日のロッテ戦の六回、走塁中に右足を負傷して途中交代。23日に都内の病院で検査を受け、「右大腿二頭筋損傷(右太もも裏の肉離れ)」と診断された。今後はジャイアンツ球場で治療とリハビリを行う。

 昨季の巨人は、春先に丸が1番に定着してから軌道に乗った。結局138試合で打率.278、14本塁打、45打点。出塁率.360で打線を牽引した。外野の守備の要でもあり、「丸の復活が大きかった」と首脳陣が口を揃える活躍ぶりで4年ぶりのリーグ優勝に貢献した。さるチーム関係者がこう言った。

「その前年の23年は丸が故障離脱を繰り返した。規定打席に到達できず、FA移籍以降最低の打率.244、18本塁打、47打点と低調な成績に終わった。チームも波に乗れず4位。契約途中の原監督は退任に追い込まれました」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  2. 2

    ニデック永守重信会長の堪忍袋の緒が切れる? 「売上高4兆円」達成に不可欠な牧野フライスの買収が難航中

  3. 3

    巨人・田中将大の早期二軍落ちに現実味…DeNA二軍の「マー君攻略法」にさえなす術なし

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    茨城県知事の異常な県政を朝日も毎日も報じない不思議…職員13人が自殺?重大事件じゃないか!

  1. 6

    立憲民主党の凋落は自民党以上に深刻…参院選改選組が国民民主党に露骨なスリ寄り

  2. 7

    小芝風花&松坂桃李は勝ち組、清野菜名は貧乏クジ…今期ドラマ「トップコート」所属俳優の泣き笑い

  3. 8

    阿部寛「滑舌問題」はクリアできそうだが…新日曜劇場『キャスター』で国民的俳優が試される“唯一の心配事”

  4. 9

    浜田雅功の休養の裏で着々と進む松本人志との"今夏ダウンダウン完全復帰計画"…プラットフォームに本腰

  5. 10

    誰トク?広がる地方私大の公立化…見送られた千葉科学大は「加計学園」が運営撤退も大学存続