巨人セットアッパー大勢に「フル回転」の懸念…自慢の先発4本柱そろって調子上がらず
巨人の開幕投手が阿部監督を安心させた。
戸郷翔征(24)が21日のロッテ戦で3回39球を投げ、2安打無失点。15日のドジャース戦で、大谷の2ランを含む3本塁打を浴びて一挙5失点と大炎上し、状態が心配されたが、28日の開幕戦前最後のオープン戦登板で立て直してきた。
とはいえ、巨人自慢の先発4本柱は軒並み不安だ。F・グリフィン(29)は前回のカブス戦で5回を5安打4四死球で1暴投とピリッとしなかった。井上温大(23)は18日の日本ハム戦で4回1失点も3四球があり、球数は四回終了時点で80球。「間合いも長いし、ボールボールばっかりで、何をチビってんのかわかんない」と阿部監督を激怒させた。2年連続2ケタ勝利で戸郷と並ぶローテの柱にと期待された山崎伊織(26)も、19日に4回8安打5失点と炎上。オープン戦防御率6.48と結果を残せず、26日の二軍戦を最終テストとして、赤星優志(25)との入れ替えが検討される始末なのだ。
調子がいいのは、DeNA自由契約からはい上がり、無失点を続けている石川達也(26)くらいだから、不安ではないか。さる巨人OBがこう言う。