さすが「ドラゴン」!太刀魚のフリットは身が厚くフカフカ

公開日: 更新日:

 渋谷にある南イタリア料理店「ピノサリーチェ」が9月1日、19周年を迎えた。記者が初めて訪れたのは20代の頃。そして現在アラフィフ。感慨深い。

 19周年ということで、スタッフ全員で考えた全19品のコース料理。温前菜2種盛りのうちの一品は、ソムリエの福田さんが横須賀で自ら釣ってきた太刀魚のフリットだ。

 120センチ以上、指5本幅の“ドラゴン”(釣り人用語)狙いで海に出たそうで、「量が足りなければどうしようと、2度、釣りに行きました」。釣りの前から「太刀魚のフリット出ます」と宣言していたので、さぞかしプレッシャーだったと思う。その太刀魚はフカフカで身が厚く、大変美味だった。

 一年中、魚売り場で見かける太刀魚。一番脂が乗っておいしいのは真夏とのこと。昨夏、自宅近所の魚屋で、スーパーのものより少し値が張るが大きくて立派なものを購入したところ、感激するくらいの味の良さだったので、それ以来、「量が少なくてもいいから、大きくて立派なもの(ただし、体長1.5メートルの大きすぎるのは大味だそうなので、避ける)」としている。家で食べるなら、シンプルに塩焼きが好みだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…