どうするドジャース? 佐々木朗希の獲得に暗雲…他29球団は怒り心頭、さらに膨らむ恨み憎しみ
一軍に上がったと思ったら、1試合に投げただけで再び登録抹消された佐々木朗希(22=ロッテ)。
虚弱体質はプロ5年目を迎えても何も変わっておらず、以前からドジャースとデキているといわれるだけに、さすがに他のメジャー球団は愛想が尽きたかと思ったら、さにあらず。むしろ評価はうなぎ上り。今オフ、ポスティングでメジャー挑戦するようなら、「全30球団が獲得に名乗りを上げるかもしれません」とはア・リーグのスカウト。ヤンキースだけではなく、近頃はパドレスも怪しい動きをしているという。【前編】からつづく。
◇ ◇ ◇
「パドレスは阪神OBの上園啓史さんが日本駐在のスカウトを務めていますけど、キーマンは米国在住のあるフロント幹部でしょう。かつてはドジャースのフロント幹部でしたが、事情があって球団を追われた。ドジャースに対しては腹に一物あるはずです。ときおり来日しては佐々木をマークしていますし、手ぶらで米国に帰るとは思えないのです」(前出の関係者)
パドレスにはドジャースに対して猛烈な敵愾心を燃やすダルもいる。昨オフ、FA市場の目玉だった大谷と山本がそろってドジャース入りすると、自身のSNSのラジオ配信で、「大谷くんも山本くんも、もし、パドレスが契約できるなら、日本人で集まってドジャースを倒したいっていうのがあった。(2人がド軍に移籍し)正直、力が抜けた」と、昨年まで11年連続でプレーオフに進出している金満球団と大型契約を結んだ2人をチクリとやった。