その他の病気
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ボクサーみたいに顔が腫れて…プロダーツの川島淳さんネフローゼ症候群との苦闘
出産を終えた2008~09年ごろ、まぶたがボーンと腫れるようになり目のトラブルだと思って眼科を受診しました。これが「ネフローゼ症候群」による症状だとわかったのは、それからおよそ4年後のことでした。 眼科では何もわからなかった...
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月経が終わっても不調が続く…「月経後症候群」は鉄不足が大きな原因
月経に伴う体調不良として、PMS(月経前症候群)やPMDD(月経前不快気分障害)は知られているが、「月経後症候群」も無視できない。「ベスリクリニック」高橋瑞季氏に聞いた。 月経が終わったのに不調が続く月経後症候群では、気分の...
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子宮内膜症で手術を選んだフリーアナの宮島咲良さん「ロケ中に大激痛に襲われて…」
「子宮内膜症」のひとつ「チョコレート嚢胞」の治療で、腹腔鏡下卵巣嚢腫摘出手術を受けたのは、2021年3月初旬でした。今は、生理痛がないことはこんなに楽なのか! と、人生が百八十度変わるくらい毎月の不安から解放されて幸せいっぱいです。 ...
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痛風かと思ったら…足の親指の強い痛みは「強剛母趾」かもしれない
足の親指の付け根が強く痛む「強剛母趾」という病気がある。痛みの場所から、勘違いして痛風の治療を受けてずっと改善しない人も少なくないという。足の疾患を専門に扱う「足のクリニック表参道」院長の桑原靖氏に聞いた。 「親指の付け根が痛...
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2020年から続々登場「アップルウォッチ外来」って何をするところ?
「アップルウォッチ外来」は、最近増えている専門外来だ。どんな外来なのか? 中部国際医療センター循環器内科の中島孝副部長に聞いた。 ◇ ◇ ◇ 中部国際医療センターでアップルウォッチ外来を開設したのは2022年6月の...
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藤田紀子さん「今もはっきりとは見えてないんです」…「ぶどう膜炎」と付き合って20年以上
「自己免疫疾患からくるぶどう膜炎」と診断されたのは、今から22~23年前です。その前から直射日光に弱くて、すぐに目が充血してしまうので眼科にはかかっていたんです。当時は「虹彩炎」(ぶどう膜炎の一種)と言われたのですけど、離婚後に改めて...
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熱中症対策の「正しい水分補給法」 絶対に押さえたい8つのポイント
さすがに今、熱中症対策を行っていない人はいないだろう。それでも熱中症で救急搬送される人がいるということは、対策が間違っているのかもしれない。 記者の周辺でも熱中症が続出している。 「スポーツドリンクを片手にコンサートへ...
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【HBV/HCV抗原】ワクチンの集団接種による感染に注意…タトゥーで感染も
「B型肝炎ウイルス(HBV)」と「C型肝炎ウイルス(HCV)」の感染の有無を検査します。職場健診に入っていない会社が多いと思いますが、希望すれば追加できるはずです。 HBVは、主に母子感染によって、母親から子供に伝わります。妊...
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鈴木砂羽さんは子宮筋腫で上部切除を選択 「すごい決断」と言われたが、何が?という感じ
貧血で顔が真っ白な紙のようになるくらい生理が重かったので、昨年6月に子宮筋腫と子宮上部を開腹手術で切除しました。おかげさまですこぶる快適。改めて「煩わしかったんだな」と思いました。 40代前半から筋腫があるのは知っていました...
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月経のたびに息切れが…女性の気胸の正体は「子宮内膜症」かもしれない
重度の生理痛に悩まされる「子宮内膜症」は、月経がある女性の10人に1人が発症する身近な病気だ。しかし、思いもよらない部位に子宮内膜症を発症し、意外な病気につながるケースがある。聖路加国際病院女性総合診療部部長の平田哲也氏に聞いた。 ...
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帯状疱疹の痛みには一般的な鎮痛薬ではあまり効果が得られない
抗ウイルス薬の効果で水痘・帯状疱疹ウイルスの増殖が抑制され、皮膚症状が改善したとしても、「ピリピリした痛み」が長期間続くことがあります。長い場合には数カ月続くケースもあり、帯状疱疹の症状の中では多くの方が困るもののひとつです。前回、...
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病気をいち早く見つける「スマートウエア」って何だ? 着るだけで心拍数をチェック
一定時間内に心臓が拍動する回数を示す心拍数は、健康のバロメーターだ。この測定に役立つ画期的なウエアが、立命館大学スポーツ健康科学部の塩澤成弘教授らによって開発された。 ◇ ◇ ◇ 高心拍数の人ほど脳卒中や心臓病の...
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「尿酸値」が高くなると死亡リスクが3倍にアップ…痛風だけじゃない
「尿酸値」と聞くと、痛風を思い浮かべる人が多いだろう。しかし近年、尿酸値が高いと心血管疾患を引き起こし死亡率を高めると報告されている。夏は最も尿酸値が上がりやすいので、これまで高尿酸値を指摘されてこなかった人も気を付けたい。山形大学大...
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肝機能チェックは「ALT」に注目! 数値が「30」を超えたら飲酒を見直すサイン
6月15日から開かれた第59回日本肝臓学会総会で、肝臓病対策の内容を盛り込んだ「奈良宣言2023」が発信されたが、その中でキーワードとして挙げられたのが「ALT>30」だ。どういう意味? 「健康診断でALTが30を超えたら、受...
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絶対に熱中症にならないために…こまめな水分補給にプラスしたい「3つのポイント」
猛烈な暑さだ。熱中症で救急搬送される人は、かなりの数にのぼる。熱中症で倒れないために、いま私たちは何をすべきか。 ■若者が熱中症で重篤化する理由 連日のようにニュースで熱中症が取り上げられ、「こまめな水分補給を」と専...
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【AST・ALT】100を超えると慢性肝炎や脂肪肝の可能性がある
健診での肝機能検査の代表は「AST」「ALT」「γ-GTP」の3項目です。今回はASTとALTについて解説します。 ASTは以前はGOT、ALTはGPTと呼ばれていましたが、国際的な名称変更が行われ、今のようになりました。し...
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本格的な猛暑が到来!「クーラー病」を徹底的に防ぐ6つの方法
毎年のように記録的な猛暑に見舞われる中、いまやクーラーは「命を守る生活家電」といっても過言ではない。ただ、体を冷やしすぎて「クーラー病」に悩む人も増えている。特にオフィスで働く人は注意したい。「めじろ内科クリニック」院長の久野伸夫氏...
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糖尿病ではプライベートゾーンにも合併症が…かゆみ、痛み、出血などトラブル続出
糖尿病の合併症というと、網膜症、腎症、神経障害が有名だが、じつは男女の大事なところ、いわゆるプライベートゾーンにも合併症を引き起こす。半世紀以上、性感染症専門医として活躍し、「性感染症 プライベートゾーンの怖い医学」(角川新書)の著...
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「手の多汗症」有病率は20人に1人…塗り薬が日本初登場
手のひらに大量の汗をかく原発性手掌多汗症。日本皮膚科学会のHPによると、原発性手掌多汗症の有病率は人口の約5.3%と極めて高く、医療機関へかかる割合は1割以下と、治療していない患者が多い。6月1日に日本初の塗り薬が登場した。これを機...
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「口臭」を正しくチェック…気づいていないのは自分だけ?
マスクなし生活になり、口臭が気になり出した人もいるのでは? 「マスクが個人の判断にゆだねられたあたりから、『私の口臭は大丈夫でしょうか』と当院に相談に来られる患者さんは確かに増えました」と話すのは、百瀬歯科医院(東京都世田谷区...
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「人工肩関節」の9割以上が術後10年以上もちこたえていた
傷んだ股関節を人工のものに置き換える人工股関節置換術は、20世紀の人類の発明100のうちの一つに取り上げられています。 先週も紹介しましたDrJimmyのユーチューブ「ファイル33」で、その記述があります。英国の医師Char...
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【クレアチニン】供給は筋肉量、排泄は腎機能で決まる
健診で義務付けられている腎臓関係の項目は、検尿による「尿糖」と「尿タンパク」の2項目だけ。しかし多くの職場が「クレアチニン」を加えています。糸球体腎炎を含む慢性腎臓病(CKD)のスクリーニングになる項目です。 クレアチニンは...
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お腹の中に子供がいないと告げられ…歌手・姫乃樹リカさん「胞状奇胎」を振り返る
2006年、34歳で妊娠がわかって「やったー、4人目だ!」と喜んだ直後のことでした。 10週目に入った頃に「このつわりは普通じゃない」と思い始めたんです。気持ち悪いし、食べられないし、体重もどんどん落ちてくるので何か異常なん...
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「熱中症」 絶対押さえたい対策法 梅雨の合間や明けがハイリスク
「梅雨の合間や梅雨明けは熱中症のリスクが非常に高い。しっかり対策を講じるべき」 こう言うのは、「いのちを守る水分補給 熱中症・脱水症はこうして防ぐ」などの著書がある神奈川県済生会横浜市東部病院患者支援センター長・栄養部部長の谷...
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痒くてたまらない…「あせも」を悪化させないための3つのポイント
汗をかくシーズン、臭いやべたつきも気になるが、「あせも」に悩まされる人も多いのではないだろうか。あせも対策について、汗の悩みを専門に診ている「山本英博クリニック」(東京・渋谷)に聞いた。 ◇ ◇ ◇ あせもは、医...
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【尿潜血】陽性で考えられる病気…尿タンパクもあれば腎炎かも
検尿の項目に「尿潜血」が入っている職場もあります。尿に、肉眼では確認できない微量の血液が混じっている状態です。目で見て赤くなっていれば、「血尿」と呼ばれます。溶けている血液量の違いだけですが、真っ赤なオシッコが出れば、大抵の人は驚い...
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脊柱管狭窄症と闘う蝶野正洋さん「手術は最後の手段」と決めていた理由
腰椎の3番と4番の間隔が潰れてしまったので、2021年の暮れに骨を削って間隔を空ける内視鏡手術をしました。 「脊柱管狭窄症」は文字通り、背骨の骨と骨の間隔が狭くなることで神経が圧迫され、下半身に痛みやしびれをもたらす病気です。...
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放置すると悪性がんに進行…「日光角化症」を防ぐには紫外線対策を
顔や手の甲の赤いザラザラしたシミが治らない──。ひょっとしたら「日光角化症」かもしれない。日本では毎年新たに10万人が発症するとされ、放置すると悪性度の高い有棘細胞がんに進行して全身に転移する危険がある。虎の門病院皮膚科の林伸和氏に...
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心不全の80代父親を看る娘「缶ビールやハイボール1缶なら飲んでもいい?」
在宅医療を開始する患者さんの大半は、主にがん患者さんに見られるように、ご家族と相談の上で余命を自宅で過ごそうと決めた方です。 比較的高齢の患者さんでは、これから先、ADL(日常生活動作)が衰えていくだろうと予想し、そのうち通...
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いつまでも健康ではいられない…今から備えておくべき「3つのこと」
老いて思うように体が動かなくなったら……。健康な時はピンときていない人が大半だろう。老いに備えてやるべきことは? 「まるちゃんの老いよボチボチかかってこい!」を出版した丸尾多重子さんに話を聞いた。 ◇ ◇ ◇ 介...