バンカーは青木功、パターは輪島功一…「ハンディ9」関根勤の“ものまね”ゴルフ術
<石岡ゴルフクラブ(茨城県小美玉市)>
バラエティー番組に欠かせないベテランのひとりだ。マニアックなモノマネが若者に支持される一方で、中年世代の好感度も高い。関根勤さんのゴルフ歴は38年、ハンディ9の腕前を持つ。平均週1回ペースでコースに出ており、そのプレーは独特、実にユニークなゴルフを楽しんでいる。
<ほぼフラットだけど厳しいコース>
最近は千葉県の浜野ゴルフクラブや、カメリアヒルズカントリークラブでプレーする機会が多いが、3年前までは敬愛するジャック・ニクラスが設計した「石岡ゴルフ倶楽部」(茨城県)にハマっていた。
「僕の実力だと、本来はレギュラーのティーマークから打たなきゃいけないんだけど、少しでもニクラスにあやかりたい、彼がドライバーショットを打った場所に立てられている小さな石碑を確認しながら回りたいってことで、最初からフルバックで挑戦し続けていました。
とにかく厳しいコースでね。フルバックだと<270ヤードぐらい飛ばせなきゃね>って感じに設計されている。しかも、普通は打ち下ろしがあったりしてティーショットが結構飛ぶんだけど、石岡はほぼフラットだから、フルバックの場合はキャリーで250ヤード以上飛ばないとフェアウエーの頂点を越えてランが出ない。おまけにブッシュの深さがすごいので、初心者だとティーショットの段階でボールが行方不明になっちゃう。ハハハ。