低迷「安堂ロイド」 キムタク“集中砲火”に救われた人たち

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 木村拓哉(41)主演ドラマ「安堂ロイド」(TBS)が低空飛行を続けている。初回こそ視聴率19.2%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)だったが、最近は11%台と、ギリギリ2ケタを死守。平均で13.4%と肩透かしの数字だ。

 かつて“視聴率男”と呼ばれたキムタクだけに「キムタク神話は崩壊した」「何を演じてもキムタク」などと、業界内外でバッシングが起きている。すべてキムタクの責任にされているが、そのおかげで救われた人たちが結構いる。

「木村だけに批判が集中していますが、初回の好視聴率はキムタク効果もあったわけで、その後、急落したのは中身がつまらなかったから。木村のせいだけじゃない。そもそも<アンドロイドが過去にタイムスリップして恋人を守る>という設定自体が陳腐です。安堂ロイドの脚本は、TBSのドラマ『SPEC』の西荻弓絵さんが担当していますが、木村が集中砲火を浴びているから、注目されずに済んでいる。公開中の劇場版SPECは興収20億円を突破して好調なだけに、水を差されずにホッとしているといった心境でしょう」(TBS関係者)

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