低迷「安堂ロイド」 キムタク“集中砲火”に救われた人たち
ドラマのコンセプト・設定協力に名前を連ねている映画監督の庵野秀明氏も、木村に救われたひとりじゃないか。庵野氏といえば、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」を手がけてブレーク。宮崎駿監督の引退作「風立ちぬ」では主人公の声を担当し、一部では「宮崎監督の後継者候補」という声まで上がっている。
安堂ロイドの主演がキムタクじゃなければ、風当たりがもっと強かったのは間違いない。
「それどころかネット上では、悪いのは木村で、庵野さんは被害者みたいな論調になっています。木村の相手役の柴咲コウや、3番手の大島優子の関係者もホッとしているでしょう。木村以外の格下が主演だったら、<数字が取れない女優>というイメージが付いてもおかしくなかった」(制作スタッフ)
もちろん一番悪いのはプロデューサーであり、陳腐な企画を通した局の幹部連中であることは、言うまでもない。