華原朋美に小栗旬…徳田虎雄氏を見舞った有名人の“事情”
徳洲会の機関紙「徳洲新聞」(週刊)には、最近まで徳田虎雄・前理事長の1週間の動静が掲載されていた。入院中の湘南鎌倉総合病院にどんな“大物”が訪れたのかを逐一グループ職員に伝え、トップの威厳を誇示したかったのだろう。
確かに過去6年の間に小泉純一郎や石原慎太郎、亀井静香といった政界の大物のほか、日経新聞の鶴田卓彦元社長やローソンの玉塚元一COOなどの経済人、元横綱・千代の富士の九重親方や同・武蔵丸の武蔵川親方、元世界チャンプの具志堅用高らスポーツ界のビッグネームも次々と虎雄と面会していた。
虎雄人脈は芸能界にも及び、「なぜ、この人が?」と思える人々も面会に訪れている。
昨年11月20日には歌手の華原朋美(39)が、実業家の兄や元日本ALS協会会長らを伴って、虎雄と会っていた。所属事務所はこう説明する。
「昨年、華原が兄の経営する介護施設の手伝いをしていた時にボランティアで(虎雄と同じ難病の)ALS患者さまのお手伝いをしたことがありました。兄が介護に従事する立場からALS患者さまのためにお役に立てることがあれば、と(虎雄に)ごあいさつさせていただいた際に華原も同行させていただいただけで、その後一度もお会いしたことはありません」