同期は挫折も…吉本興業「中卒15歳社員」は電話番修行中
就職活動シーズン真っただ中。街ではリクルートスーツの「就活生」が目立つようになってきた。4月になれば、新社会人も入社してくるが、昨年、話題になったのが吉本興業の中学・高校卒社員採用だ。実際、昨年4月には中卒4人、高卒6人が「笑いの総合商社」の門をくぐった。彼らは今どうしているのか。
「中卒社員4人のうち、3人がすでに退職。挫折や家庭の事情などが理由だとか。唯一の“生き残り”は、入社式で代表挨拶を務めた稲中未来さんです」(吉本関係者)
入社式の記念撮影では大崎社長の隣で終始笑顔を見せていた稲中さん。「マネジャーになるのが小学4年生からの夢」と語っていたカノジョは今、研修期間を経て「札幌吉本」に所属。日刊ゲンダイ本紙が電話で問い合わせてみると…。
■憧れの「ノンスタイル」からも激励が
「よしもとクリエイティブ・エージェンシーです」
「昨年入社された15歳の社員の方が今、札幌に配属されていると聞きまして、ご本人にお話をうかがいたいんですが…」