佐村河内氏噴飯会見 「新垣氏訴える」に法律家「勝ち目なし」
ようやく出てきた偽ベートーベンの佐村河内守氏。どんな謝罪をするのかと思ったら、長髪を切り、ヒゲを剃って、サングラスを外しただけ。口から出てきたのは弁明ばかり。そのうえで、真相を告白し、謝罪したゴースト作曲家の新垣隆氏を訴えるというのである。噴飯会見を法の専門家はどう見たか。
7日、東京グランドホテルに集まった報道陣は約300人、テレビカメラは約50台。その中で佐村河内氏が力説したのは「新垣氏は嘘をついている」というものだ。
■新垣氏を激しく“口撃”
「雑誌では新垣氏が<もうこんなことはやめましょう>と何度も私に言ったと書かれていましたが、嘘です。そんなことを言ったことは1度しかなかった。月刊誌『新潮45』で(ゴースト疑惑を)書かれたときに、はっきり私に<こんなことはやめましょう>と言いましたが、そのときの1度だけです」
「ギャラについて新垣氏は最初提示した金額には首を横に振るが、徐々に上げていくうちに笑顔で納得する。これが、やめようと発言した人ですか」