「冬が来る前に」紙ふうせん 大学で教鞭をとっていた
「ファンの方の息づかいを感じ、紙風船みたいにどこまでも飛んでいければ、の思いを込めました。そういえば、グループ名ではこんなことがありましたね。赤い鳥でデビュー間もない頃、歌番組で司会の土居まさるさんに“では、登場してもらいます。赤い馬!”って紹介されたんです。これにはズッコケました、ハハハ」(悦治郎さん)
■06年からリサイタルコンサート
06年から「レパートリーを中心にしながら、芭蕉の俳句や万葉集にメロディーをつけて歌い、古来の日本の良さも知ってもらおう」と「紙ふうせんリサイタル・なつかしい未来」なるコンサートをスタートさせた。
「来年で10年目。再来年からは『なつかしい現実』とタイトルを変えるつもりです。人は誰も若かりし頃、夢を抱きますよね。その答えは今現在の現実の中、ごく身近にあるじゃないかと思いましてね」(悦治郎さん)
また、それぞれ単独でも仕事をこなしている。まずは泰代さん。
「FM大阪で土曜日の午前8時半から8時55分まで、『青春のうたものがたり』って番組のパーソナリティーをやらせていただいてます。みなさんの青春時代を彩った曲をメッセージとともにお届けする。今年で3年目になりました。あと、サンテレビで金曜日の午後2時から3時28分まで、『2時コレ!しっとぉ!?』ってワイドショー的な番組の司会です。笑福亭銀瓶さんといろんな情報を楽しく伝える。こちらは去年の10月からです」