「知らぬ間に使われた」 栩内被告の主張にプロの見立ては?
ちなみに鑑定は2回目が陰性だった。これについて、科捜研の係官は「髪の毛を分割したことで、(覚醒剤の)抽出効率が下がったのではないか」と証言した。
10月2日の次回公判では、尿の鑑定結果が争われる。ASKA被告の精液が栩内被告の尿に混ざったという弁護側の主張をめぐる攻防だ。
「尿の鑑定人の証言次第ですが、まずあり得ないと思います。明確に混在が否定されれば、さらに有罪に傾きます」(若狭勝氏=前出)