バイト先で突然…笑福亭笑瓶が鶴瓶に弟子入りしたきっかけ
べっ甲色のプラスチックフレームの眼鏡がトレードマークの笑福亭笑瓶さん(57)。笑福亭鶴瓶の一番弟子としてコミカルな脇役を演じ、「噂の!東京マガジン」(TBS系)などで長らくレギュラーを務めている。だが幼少期は貧乏家庭に育ち、苦労は多かった――。
■「オカズはいつも1品、ないときはきな粉ごはん」
スーパーとか肉屋さん行くとね、貧乏やった小さいころを思い出すんですわ。
例えば生卵。ボクの家では今みたいに10個パックは、よー買えへんかったんです。お金なかったから。
オカンに手ぇ引かれて市場に買い物に行くでしょ。そうすると卵を置いてる店に着いても陳列棚見んとね、お店の人に聞くんです。「割れたのないですか?」言うてね。あるとラッキー、半額とかそれよりも安く買えたんですわ。
同じように野菜とか果物も、下になったり、こすれて傷ついてるとか、ちょっと古くなったのを探して買うてました。10円でも20円でも安いのないかいうてね。そうやって、少しずつ節約してたんですよ。