「女になれば聖子ちゃんに…」 かまだ聖子が語る整形貧乏時代
事務所に入ってモノマネ活動を始めたころにゲイバーにも勤め、「ボーイじゃなく接客やって」と言われ、女装で働いていたらハマってきて……。「ニューハーフには興味ないのに、私ってソッチなの?」と。「じゃ試しに打ってみなよ」と人に勧められてホルモン注射を打ったら、気持ちがコロッ! と変わっちゃった。「私、今日から女だわ」って! 私ってやっぱりソッチだったのね、と気づいたのが36歳なの。だからゲイ→女装→ニューハーフと段階的に変わったワケ。
それからは毎月打ち続け、変わっていく自分がうれしくて。美容整形もやって半年後にはもう豊胸手術。「女になったら聖子ちゃんができる!」と思って急いだの(笑い)。そしたら注射や整形で貧乏になっちゃった!
だって仕事は2カ月に1本くらいしかなかったから。なのにホルモン注射は1本5000円で、まぶたの整形に20万円とかかかって。お店の稼ぎをつぎ込んでました。おかげですぐに女になり、3年ほど前、かまだ聖子を名乗って本格的に聖子ちゃんの真似を始めました。今もまだ貧乏なので、お仕事よろしくお願いしま~す!(聞き手=松野大介)