武豊も騎乗の「ハルウララ号」は引退10年 余生は千葉御宿で

公開日: 更新日:

 一方、それとほぼ同時期に、月8万円の入金が途絶えるようになったという。

「そこで安西さんとウチの社長との話し合いの結果、『所有権を放棄する』ということで決着し、正式にウチで引き取ることになりました。負け続けたとはいえ、ずっとガンバってた女のコ。穏やかな余生を送らせてあげたいと思ったんです」

 しかし、それには飼育費用がかかる。宮原さんは4月に月会費3000円の非営利組織「春うららの会」を立ち上げた。

「7月から募集を始め、おかげさまですぐ必要な約60人の枠は埋まりました。引退して10年、18歳になっても、うーちゃんは今でも全国区の人気馬なんですよ」

 マーサファームは約500坪。9頭の馬を飼育し、そのうちサラブレッドはうーちゃんを含めて4頭だ。

 宮原さんは兵庫県三木市出身。動物専門学校を卒業後、茨城県内の観光牧場で約2年働き、9年前からマーサファームの飼育員をしている。

■一時は北海道日高の牧場を転々…

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕がプロ野球歴代3位「年間147打点」を叩き出した舞台裏…満塁打率6割、走者なしだと.225

  2. 2

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  3. 3

    “玉の輿”大江麻理子アナに嫉妬の嵐「バラエティーに専念を」

  4. 4

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  5. 5

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 8

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 9

    大江麻理子アナはテレ東辞めても経済的にはへっちゃら?「夫婦で資産100億円」の超セレブ生活

  5. 10

    裏金のキーマンに「出てくるな」と旧安倍派幹部が“脅し鬼電”…参考人招致ドタキャンに自民内部からも異論噴出