“40歳独女”演じる篠原涼子さんに聞く 「オトナ女子」狙う心得
ドラマでは江口洋介演じる「偏屈男」との恋愛も見どころのひとつ。生意気さも「ピュアというスパイスが加わればキュンとくることもある」という篠原は、夫・市村を「永遠のピーターパン」と表現している。モテる男に「子供らしさ」は必要な要素なのか――?
■40代の女の人の考え方を知ってもらえたら
江口さんは、本読みでも単純にダンディーに演じるだけじゃなく、チャーミングさも出しているんです。そういう“味わい”があると、偏屈さも「かわいらしさ」になるなあと思いましたね。だから「子供らしさ」は一緒にいる相手として必要な要素だと思います。ピュアな一面があればホッとするので、すごく大切なこと。緊張感だけじゃなくリラックスできる部分があるのは大事。それに、「上から目線」になって自分が(夫より)優位に立つことができますからね。夫婦なので、立場はコロコロ変わりますよ。
子供は私がテレビに出ているのが分かっていて、結構、具体的に意見を言ってくれますよ。ドラマも映画もすごく好きみたいで、片っ端からいろんなものを見ています。
このドラマも普段の私とは違う私ですけど、女性が「あるある」というような共感性の強いキャラクターをつくり上げていきたいなと思います。女性には「40歳でもまだまだいけるよ!」と思ってもらえるように、男性には40代の女の人の考え方を知ってもらえたらと思いますね。