“40歳独女”演じる篠原涼子さんに聞く 「オトナ女子」狙う心得
日刊ゲンダイ「秋の特別号」表紙撮影に自然体で気さくに応じてくれた篠原涼子さん(42)。「アンフェア」シリーズでは約10年間にわたって凄腕刑事を演じてきたが、次に扮するのは40歳独身“女子”。仕事はできるが、恋愛になると相手に尽くしすぎる会社員を演じる。プライベートでは05年に市村正親(66)と結婚、2児の母としての顔も持つ。「オトナ女子」を狙う男の心得とは? じっくり聞いてみた――。
■男の人っていくつになっても女の人が大好きですよね
そういうオトナな男の人をどうやったら夢中にさせられるか……それ、私が一番知りたいですね。ぜひ男の人に聞いてみたい! 男の人がどういう女性に夢中になるのか。あ、企画で番組作ったら? 「グータン(ヌーボ)」(以前放送していた恋愛トーク番組)チックに。(ドラマの主要メンバー)5人の座談会とか、特別企画でやったらいいと思う。「どうしたら男を夢中にさせられるか」を逆に取材したいですね。
男性がどう思っているか、嫌いな人には聞けるけど、好きな人にはやっぱり聞けないですよねえ。女子ってあくまで女子目線でしかないから、「きっとこう思ってる」という男性目線の妄想はするけど、裏付けのない想像でしかない。だから、今回のドラマの台本を読んで「あ~、男の人ってこんなことを考えてるのか」と思いましたね。
でも、男の人っていくつになっても女の人が大好きですよね。しかも、いくつになっても若い子が好き。いくら努力したって若い子が好きなの、アレは何? アレやめてほしい(笑い)。年を重ねると卑屈になりますよ、そりゃあ。でも、後ろを向いたって仕方ないから自分は自分の良さを出していかなきゃいけない。若い子には若さという部分ではいくらやっても勝てない。だったら若さにはできない何かをつくっていかないといけないですよね。
今回のドラマで、若い子よりもオトナ女子の方がいいじゃんって思わせたい。ウソでもいいから。ドラマだし、フィクションだから……あんまり言うと希望がなくなっちゃうか(笑い)。