全方位型CM女優の篠原涼子 なぜ“高値安定”で支持続く?
篠原涼子(41)が強い。CMの話。栄枯盛衰の激しい芸能界でクライアント企業の心をしっかりとつかみ、「好感度や人気度はここ数年、変わらずに“高値安定”」(広告代理店関係者)だという。一昨年春の主演ドラマ「ラストシンデレラ」以降、仕事をセーブし、プライベートを優先している。にもかかわらず、映画やドラマに出ずっぱりの旬の女優らと肩を並べ、「CM1本あたり3000万円以上」(前出の広告代理店関係者)を稼ぐというから大したもんである。
25日はエナジードリンク「キレートレモンエナジエ」の新CM発表会に登場。女性向けの商品にちなみ、理想の女性像を聞かれると「強くてしなやか。それでいて、きめ細やかな気配りのできる人。私もそうありたい」とほほ笑んでいた。
長男(6)の小学校受験に母として奮起し、胃がん手術を受けた夫・市村正親(66)を献身的に支えた妻でもある。ミニスカのアイドル出身ながら、いまではすっかり、良妻賢母のイメージ。しかもこうして働く女性向け商品にも起用される。いわば、全方位型のCM女優。支持される理由は一体、何か。