十八番ネタが企業に受け「とにかく明るい安村」の明るい未来
明るいのは芸名だけではなさそうだ。
28日、住友生命「Risky Spot」PR発表会に出席した、とにかく明るい安村(33)。お馴染みのビキニパンツ一枚で登場するなり、「なんだか底冷えしますねえ」と言って会場を笑わせると、この日は身近に潜む危険やリスクをヘッドマウントディスプレーを使ってバーチャル体験した。
「(全裸に見えるポーズは)前かがみになってお腹で(パンツを)隠すんですけど、普通に生活をしていたら痩せちゃって、大阪でやったときにパンツが丸見えだったんです。お客さんから『パンツ見えてんで!』って言われてヤバいなと」と、忙しすぎて“商売道具”の脂肪をつける暇もないという、うれしい悲鳴をあげていた安村は、昨年のコンビ解散後、ピン芸人に転向すると、「パンツ一丁で全裸に見えるポーズ」でブレーク。「安心してください、はいてますよ」というキャッチフレーズでイベント、バラエティーに引っ張りだこ。老若男女を問わず好感度も高い。
会場では「はいてますよ」をもじって「安心してください、(保険に)入ってますよ」と連呼。トレードマークのパンツの両サイドには保険の商品名「1up」のロゴを縫いつけ、「『1up』、入ってますよ」とさらに連呼していたが、今年の春先まではパンイチ芸人の宿命として「需要は夏だけ」「子供のプールが終われば寿命も尽きる」という見方が強かった。