82歳で紅白総合司会 黒柳徹子に囁かれる数々の不安要素
起用理由について柴崎哲也チーフプロデューサーは「戦後70年という節目の年。テレビ、また『紅白』を象徴するレジェンドにリードしてもらえたら」と語り、番組がテーマに掲げる「ザッツ、日本! ザッツ、紅白!」にもピタリと当てはまると黒柳に白羽の矢を立てたという。
■長時間のリハ、本番に耐えられるのか
有働アナは「きょう初めて聞きました。今回は黒柳サマの黒子に徹します」と殊勝に語っていたが、実は、最大の目玉が最大の不安要素になりかねないという。
「黒柳さんは『徹子の部屋』の収録も元気にこなしていますが、やはり年齢が年齢です。以前はジャイアント馬場に勧められたヒンズースクワットや自宅マンションの階段の上り下りで筋力を維持していましたが、最近は足を悪くして長時間、立っていることがきつく、歩き回ることが難しいようです。だからテレビの仕事は座っているものばかり。はたして3日間ものリハーサルを含めて紅白の長丁場を乗り切れるのか不安に思っている関係者は少なくない」(テレビ関係者)
黒柳は生前の森光子と並んで“ジャニーズの母”と呼ばれている。19年ぶりに返り咲き出場を果たしたマッチこと近藤真彦(51)とは親子のような間柄だけに、老骨にムチ打つ覚悟で総合司会の大役を引き受けたのかもしれないが、周囲の期待以上にいろいろな意味で“リスク”が高いと言わざるを得ない。