新「クロ現」で最年長キャスター 伊東敏恵アナの土壇場力
4月4日スタートの「クローズアップ現代+」の新キャスターに抜擢された。「ジャーナリズム」精神を大事にしながら、“知りたいことを、より「早く」、「深く」、そして「リアル」に…”がキャッチフレーズ。最年長の伊東を先頭に、鎌倉千秋(37)、小郷知子(37)、松村正代(34)、井上あさひ(34)、久保田祐佳(33)、杉浦友紀(32)ら7人の女子アナが、交代制で務める。
先頃行われた発表会見で、伊東は「複数のキャスター制で、専門性をシェアして、役割をそれぞれ分担していくことで、私のように子育てをしながらでも、夜10時台の番組に関われる、社会に発信できる番組に携われる機会を頂戴できた。このワークシェアリングの進化形、成功だったよねと言われるように、それぞれの専門性を磨いて、自分の視点を持って番組に臨みたい」と語るなど大いに意気込んでいる。
前身は23年続く報道番組「クローズアップ現代」。伊東は時事問題に強く、生放送にも慣れている。派手さはないが、真面目で安定感があることから、手堅さを期待されての起用となった。