かとうれいこを今も惹きつける野田義治会長の“グラビア愛”
その憔悴した姿から堀江さんと二人三脚で頑張ってきたことや仕事への情熱を感じ、「じゃあ、堀江さんの代わりにはなれないかもしれないけど、私が会長を支えよう!」って思ったんです。それからですね。本格的にグラビアのお仕事をするようになったのは。
その頃の会長は肩書は社長でしたが、どちらかといえば現場マネジャーのような存在。朝から晩までずっと一緒で、グラビア撮影の時も現場から片時も離れないんです。しかも、カメラマンの真横とか真後ろにいてアングルのチェックやポーズをアドバイスする。
「れいこ、そこじゃなく、もっと右」とか「手の位置がよくない」とかね。時にはレンズの前に出てきて指示するものですから、会長の後頭部がファインダーの中に入ってしまうこともあって、カメラマンさんや編集者の方と口げんかになることもしばしばありました。
でも、それは少しでもインパクトがあって、反響があるグラビアに仕上げたいから。仕事に対する思い入れが他の人の何倍も強いんですね。だから、現場で煙たがられても平気なんです。