映画祭に学校設立も 吉本興業“沖縄ぜんぶ”エンタメ計画
21日、「島ぜんぶでおーきな祭 第8回沖縄国際映画祭」が開幕した。
快晴の空の下、レッドカーペットには竹中直人(60)や桃井かおり(64)などベテラン陣のほか、門脇麦(23)や森川葵(20)といった人気女優も登場。芥川賞作家となった「ピース」又吉直樹(35)や斎藤工(34)は特に人気で、丁寧なファンサービスに「優しい~!」と黄色い声援がやまらなかった。
そんな開幕イベントの「トリ」を飾ったのは吉本興業の大崎洋社長(62)。西川きよし(69)や沖縄出身の芸人・宮川たま子(35)らと登場すると、笑顔でレッドカーペットを練り歩いた。
大崎社長は20日に沖縄での「エンターテインメント人材育成」を目的とした学校法人の設立を正式に発表。18年までの開設を目指し、芸人やダンサーなどのパフォーマー育成だけでなく、大道具やADなどスタッフの育成にも力を入れるという。吉本が沖縄からエンタメ界を活性化させそうだ。