熊本地震の影響が随所に テレビの現場はピリピリムード
「関テレの中継車がガソリンスタンドに並ばずに横入りしたとか、記者が弁当をSNSにアップしたとか、すべてが非難の対象になるため、行動には注意するよう局から厳命が出ています。今や誰もが発信者となる時代。コンプライアンスに関わる行動をすれば、すぐにSNSで拡散する。その力はすさまじく、局のステーションイメージにさえも打撃を与える。関テレの場合、“親”はフジテレビで、すでにネットは大炎上、フジの番組視聴拒否運動にまで発展している」(報道局関係者)
監視されているのは芸能人も同様。ツイッターやフェイスブック、インスタグラムなどがチェックされ、長澤まさみは地震発生直後に、りょうと一緒に撮った写真をインスタグラムにアップしたら「不謹慎すぎ」と批判された。また、写真付きで自身のツイッターで被災地を気遣った、福岡県出身の西内まりやは「なぜ、自撮り写真が」と批判を浴びた。他にも悪意がないのに批判にさらされ、写真を削除したり、謝罪したりなどの対応に追われたタレントも多い。