松岡修造に「都知事待望論」 あの暑苦しさが東京を救う?
「舛添都知事の後任候補には元大阪府知事の橋下徹氏や元宮崎県知事の東国原英夫氏、キャスターの安藤優子の名前が上がる中、松岡の名前も浮上しています」(マスコミ関係者)
確かに松岡は東宝の御曹司という毛並みの良さ。カレンダーの売れ行きなどを見れば分かるように、彼の明るさや言葉の力強さに希望を見いだす都民は少なくないだろう。
■「与党向きの熱血漢」と評論家
政治評論家の有馬晴海氏は「知識や経験がない中で首長を務めるのは難しい。根性だけで政治はできません。人気はAクラス、能力はC・Dクラス」と前置きしてこう言う。
「松岡さんのような有名人は中央都市のような政治への関心度の低いエリアでの投票行動につながりやすいので、立候補すれば当確でしょう。名前の上がっている東国原、田中康夫、中田宏といった人たちは野党向き。それに比べれば松岡さんは熱血漢だけどデタラメなことは言わない与党向きの人かなと思います。一度、議員を経験して政治を勉強すれば十分に可能性はある。馳浩やヤワラちゃんのようにアスリートは人気が出やすいので、まず都議会選挙なら自民党は松岡さんに飛びつくはず。アメリカでもシュワルツェネッガーやトランプ候補のように、キャラクターの強さが人気につながる。ただ、松岡さんはいまタレント活動が絶好調なので、可能性があるとしたら第二の人生でしょう」
閉塞感が漂う現状を打破できるのは修造の“熱さ”かもしれない。