恋人捨ててお笑い選んだ 「バブル女芸人」平野ノラの覚悟
高校卒業後、お笑い系のオーディションを受けるが惨敗し、お笑いを諦めOLの道に進んだが、目標を失ってしまっていた。30歳になってお笑いに再挑戦することを決意し、結婚を意識した恋人に“お笑いをやりたい”と告げたところ猛反対。恋人を捨てて養成所に入り、お笑いを学ぶ道を選んだという遅咲きの芸人だ。デビューは10年12月、32歳の時だった。
「結婚も出産もしない覚悟でお笑いの世界に飛び込んだだけあって、新人芸人の中ではハングリーさも圧倒的です。実際のバブルを知らない分、ものすごく勉強をしている。OLとして鬱々としていた時に描きためた絵で個展を開いたり、OLを辞めた後のフリーター時代に難関の宅建資格も取得しています。ネタ自体は単純で、まだ改良の余地はあると思いますが、それも彼女の貪欲さが解決してしまいそうだという雰囲気を持っている」(芸能ライター)
ネタの面白さより、キャラの強烈さで売り出してきただけに、今後もバラエティーやトーク番組などで活躍する可能性が高い。一発屋で終わってしまう懸念はあるものの、今年下半期を象徴するブレーク娘になりそうだ。