エロ詩吟がロケバス運転手に 「天津」木村語る転身の真相
「あると思います」のセリフで締める、詩吟と下ネタを融合させた「エロ詩吟」で一世を風靡したお笑いコンビ「天津」の木村卓寛(40)。09年にブレークすると、著書は10万部超のベストセラー、最高月収390万円、家賃24万円の高級マンション住まいという一流芸人にのし上がった。しかし、その後テレビ出演は激減……。そんな中、今年4月に「大型二種」免許取得を自身のインスタグラムで報告。食い詰めてとうとう芸人を諦めたのか。“転身”の真相を直撃した。
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もちろん、芸人を辞めたわけではありません(笑い)。もともと運転がめっちゃ好きで、エロ詩吟でブレークして東京に出てきた頃に中古でスズキの「ジムニー」を買ったんです。でも、4~5年後に生活がままならなくなって売却。車が好きなのに運転できないのはツライ……そうや、職業にすればええんやと。家には5歳と2歳の子供もいるので、生活費を稼がないといけませんからね。
本の印税が入ったピークの時期に比べると、今の収入は10分の1くらいになりました。夫婦会議で机に給与明細を並べられて、「はい、下がっていってるよね、どうするの?」と言われ、家賃の安いところに引っ越して、スカパー解約して……。二種免許を取るのも約40万円かかるので、一発で合格しないとと思って焦りました。秋田県の大館まで2週間、合宿に行ったんですけど、一匹狼を貫いたせいで寂しすぎて3回も地元のスナックに行って散財。「メイクラブ」という店が気に入って、そこのチーママと危うくメイクラブしそうでした。でも悲しいかなスナックでも教習所でも気付かれなくて、スナックでは「ヒャダインさん?」と言われました。