国際結婚の謎 浜崎あゆみは本当に“バツ2”になったのか?
民進党の蓮舫議員の二重国籍問題で、国籍変更や帰化申請の複雑さを改めて知った人も多い。
最近も卓球の福原愛選手(27)が台湾男性と結婚したが、夫婦ともども国籍は元のままだと聞き、頭に「?」がたくさん浮かんだ人もいただろう。夫婦なのに、外国人と結婚しても「国籍が変わらない」とはどういうことなのか?
「国籍法では、婚姻届を提出すれば、配偶者である日本人の戸籍に外国人と婚姻した事実は記載されます。ただし、日本国民でない者が日本国籍を取得するには、国籍法第5条によって改めて帰化申請しなければなりません」(法務省担当者)
この法的な仕組みは相手国もほぼ同じ。台湾人の男性(女性)と結婚したからといって、すぐに台湾人になれるわけではない。愛ちゃんが台湾で婚姻届を出さない限り、結婚は日本だけでしか通用しないことになる。悪い冗談だが、台湾でなら彼女は未婚なので、また別の男性と結婚できる。
「もし両国で正式に婚姻を認められたいというのであれば、相手国が結婚を認めた“報告的届出”という証明書を提出しなければいけません」(東久留米市・市民課)