杉田二郎さん ライブ後の楽しみ“JIRO'S BAR”は37年目に

公開日: 更新日:

 このツアーは移動距離約3万1800キロにもなりましたから、とにかくスタッフらと共有する時間が長い。それで一般的な打ち上げの他に、「寝る前に軽く、もう一杯飲もうか」と始めたのがきっかけです。それがツアー終了以降もずっと続いて37年目。今やすっかり老舗です。

■お酒の席で年齢の離れたスタッフと交流

 話すのは当日のコンサートや音楽のこと。もちろんたわいのない話題もありますが、そんな砕けた席だから言えるってことがあるんですね。

 例えば、スタッフの中には20代、30代のメンバーもいて僕ら年配者には遠慮がちになるもの。でも、お酒が入ることによって垣根が低くなり、感じたままを話してくれる。それが僕らにはない視点や発想で、新しく気づくことが少なくないんです。

 また、新しい音楽の情報や「最近歌ってませんが、○○って曲を聴きたいってよく耳にするんです」といった、お客さんの生の声を教えてもらうこともあります。それが結構、僕にとってはうれしくてね。お互いに親近感が湧き、いいチームワークにつながるから、次のコンサートをさらに充実させられるんです。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動