主演ドラマには酷評の嵐 キムタクはなぜ嫌われるのか?
「ハタから見てて見苦しい」「裸の王様まる出し。諫めてくれる人が周囲にいないって哀れだね」「もう結構!」といった辛辣なコメントばかり。これは「キムタク SMAP再結成に動く!」というネット記事への反応だが、読者たちはその真偽よりも、木村拓哉(44)への嫌悪感が先行している。
だからだろうか、木村主演のTBS系ドラマ「A LIFE~愛しき人~」の視聴率が5日放送の第4話で12.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と2話連続でダウン。最高だった第2話からは2.4ポイントの大幅ダウンだ。TBS武田信二社長はドラマ及第点を15%に設定しているとも報じられていたが、だとしたら完全な落第である。
コラムニストの桧山珠美氏が言う。
「人物描写どころか、ドラマの方向性ひとつとっても浅い、浅すぎる。オペシーンにこだわる本格医療ドラマなのか、はたまた竹内結子を巡るラブストーリーなのか、第4話まで放送し終わっても何を描きたいのかさっぱり分かりません。キムタク神話をつなげるのが大命題だったTBSですが、完全に失敗。第4話の最大の見どころ、オペナースの木村文乃を諭すシーンでさえも、結局、キムタクはお得意のハニカミ笑顔でもって心情を表現することしかできない。制作陣は使い勝手の悪い俳優を持て余しているように思います」