日テレ24時間テレビ マラソン走者“当日発表”の狙いと焦り
ここまでランナーに注目が集まるのは初めてではないか。今年で40回目を迎える日本テレビ系の「24時間テレビ」。先月30日放送の「行列のできる法律相談所」の中で、チャリティーマラソンの走者が発表されるかと思われたが、今月26日放送当日にその名前を発表することが明かされた。
例年、5、6月ごろにはランナーが発表されており、ここまで発表がずれ込むのは異例。そのため、さまざまな臆測を呼んでいた。ただし、今回、日テレが意図して発表を遅らせたわけではなく、単にキャスティングに難航したという説がもっぱら。とはいえ、ここまで注目が集まれば、日テレとしては高笑いが止まらないだろう。
■SNSで情報流出の懸念も
「今年の『24時間』に関しては、かなり厳重な“箝口令”が敷かれているんです。いまだに誰が走るのか確定情報は漏れてこない。制作を担当するトップ数人だけが把握しているようです。問題は放送当日まで隠し通せるかどうか。当日にサプライズ発表して、いきなり走るのは不可能に近い。ランナーはある程度、事前に練習するはずです。そうなると、どこで練習するのか。室内練習にも限界があり、やはり路上での練習が必要になってくる。人目につけば、SNSでばらされてしまうかもしれません」(スポーツ紙記者)