30代メンバー中心のAAA 10代からの人気が衰えない理由

公開日: 更新日:

 紅白7年連続出場、10代に人気のアーティストAAA(トリプル・エー)の全国ドームツアーに潜入、人気の秘密を探った。

 エイベックス主催のオーディションを勝ち抜いた逸材を集めた実力派ユニットで、メンバーは浦田直也(34)をリーダーに、西島隆弘(30)、日高光啓(30)、與真司郎(28)、末吉秀太(30)、紅一点の宇野実彩子(31)の6人。

 今年3月に伊藤千晃(30)が妊娠・結婚で脱退するまで10年近く男女7人編成で人気を確立してきた。彼らの特徴を一言で言えば「リア充」。「グループ交際や部活のような青春っぽさ、リア充感がいい」(18歳・大学生)。自分も“友達として”メンバーに加わりたくなるような存在なのだ。

 14日、東京ドームに集まったファンは10代から20代前半の肉食には程遠い“マイルド系”男女。平日木曜の18時開演という早さもあり、圧倒的に10代が多く、カップル率も高い。アイドル好きに多い、コッテリファッションやヤンキーファッションも少ない。

 結成12年ともなれば極端なオタク、オバサンも増えていくものだが、そういった偏ったタイプも少ない。観客は皆ツアー専用の箱型ライト(2600円)を購入。ライトは演出側が遠隔操作、曲によってすべて同じ色、同じタイミングで点灯し、一体感があって楽しそうだ。この日はテーマ曲を歌う10月スタートの月9ドラマ「民衆の敵」(フジテレビ系)の宣伝で主演の篠原涼子(44)、千葉雄大(28)らも登場した。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  2. 2

    清原果耶ついにスランプ脱出なるか? 坂口健太郎と“TBS火10”で再タッグ、「おかえりモネ」以来の共演に期待

  3. 3

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ

  4. 4

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  5. 5

    永野芽郁「二股不倫」報道で…《江頭で泣いてたとか怖すぎ》の声噴出 以前紹介された趣味はハーレーなどワイルド系

  1. 6

    永野芽郁“二股肉食不倫”の代償は20億円…田中圭を転がすオヤジキラーぶりにスポンサーの反応は?

  2. 7

    「ダウンタウンDX」終了で消えゆく松本軍団…FUJIWARA藤本敏史は炎上中で"ガヤ芸人"の今後は

  3. 8

    フジ経営陣から脱落か…“日枝体制の残滓”と名指しされた金光修氏と清水賢治氏に出回る「怪文書」

  4. 9

    大物の“後ろ盾”を失った指原莉乃がYouTubeで語った「芸能界辞めたい」「サシハラ後悔」の波紋

  5. 10

    のんが“改名騒動”以来11年ぶり民放ドラマ出演の背景…因縁の前事務所俳優とは共演NG懸念も

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「ダウンタウンDX」終了で消えゆく松本軍団…FUJIWARA藤本敏史は炎上中で"ガヤ芸人"の今後は

  2. 2

    大阪万博「遠足」堺市の小・中学校8割が辞退の衝撃…無料招待でも安全への懸念広がる

  3. 3

    のんが“改名騒動”以来11年ぶり民放ドラマ出演の背景…因縁の前事務所俳優とは共演NG懸念も

  4. 4

    フジ経営陣から脱落か…“日枝体制の残滓”と名指しされた金光修氏と清水賢治氏に出回る「怪文書」

  5. 5

    【萩原健一】ショーケンが見つめたライバル=沢田研二の「すごみ」

  1. 6

    中居正広氏の「性暴力」背景に旧ジャニーズとフジのズブズブ関係…“中絶スキャンダル封殺”で生まれた大いなる傲慢心

  2. 7

    木村拓哉の"身長サバ読み疑惑"が今春再燃した背景 すべての発端は故・メリー喜多川副社長の思いつき

  3. 8

    大物の“後ろ盾”を失った指原莉乃がYouTubeで語った「芸能界辞めたい」「サシハラ後悔」の波紋

  4. 9

    【独自】「もし断っていなければ献上されていた」発言で注目のアイドリング!!!元メンバーが語る 被害後すぐ警察に行ける人は少数である理由

  5. 10

    上沼恵美子&和田アキ子ら「芸能界のご意見番」不要論…フジテレビ問題で“昭和の悪しき伝統”一掃ムード