大御所にも物おじしない 尼神インターは押しの強さが武器
誠子は決まっていた大学進学を蹴ってNSC入り。一方の渚はNSCに入学するために5年間大工をして資金を貯めた。そんなハングリーさを今も失ってない。2人がコンビを結成したのは07年。頭角を現し始めたのは15年で、初めてM―1グランプリ準決勝進出したのを皮切りに、「オールザッツ漫才」優勝、ABCお笑いグランプリ決勝進出、上方漫才協会大賞話題賞など、いまやコンテストの常連だ。
「昨年臨んだM―1では、女性コンビ初の優勝を目指すと大きく出て、準々決勝止まりでしたが、優勝を狙える実力は十分ある。今年も当然エントリーしていますが、目標は『とにかくファイナル進出』とトーンダウン。当然、今年からスタートする女芸人ナンバーワンを決める『THE W』にも出演するでしょう」(お笑い関係者)
21日には東京・シアターモリエールで行われるM―1グランプリの予選1回戦にエントリーしている2人。果たして、ファイナル進出への好スタートを切れるか。