人気絶頂で引退 芸人まいけるの意外な過去と復帰後の苦労
さて、大阪府大東市出身のまいけるさんは、18歳で吉本興業初の男性アイドルグループ「MAM」として芸能デビュー。数年で解散の憂き目に遭ったが、東京へ進出してアーティストのバックダンサーとして活躍するようになった。
01年からは「マイケル」と改名してお笑いの活動を本格化。バラエティーを中心に活動を続けるさなかの06年10月、心筋梗塞を患った母親の看病をするため芸能活動を休止。その後、08年に「まいける」に改名して活動を再開した。
バックダンサー時代は「大御所の人たちと匹敵するレベルで踊っていました」と、まいけるさん。実際、その経歴は華々しく、当時人気を博した荻野目洋子やサザンオールスターズ、TRFのバックダンサーを務めた。また、同期や後輩は現在、安室奈美恵や浜崎あゆみらトップアーティストのバックダンサーとして活躍しているそうだ。
「デビュー前の『SPEED』の4人にダンスの振り付けをしたこともあります。沖縄から上京したての中学2、3年の彼女たちが、ボクに一人一人自己紹介してたんですよ。今でも会ったら“マイケルさん”とか“マイケル先生”ってなるんじゃないですかね。でも、こんなに人生逆転するものなのかな。ハハハ」