米でセクハラ告発続出も 沈黙する日本芸能界の深過ぎる闇
■スタジオの外でも……
テレビでも、売れっ子になると好き勝手をはじめるのが日本の芸能界流か。ある芸能プロの幹部が打ち明ける。
「うちのタレントは六本木の飲み屋であわや公開レイプの被害に遭ったことがある。音楽グループ出身の俳優で、バラエティーにもよく出ている当時40代の男性タレントが『グラビアとかで脱いでんだから、ここでだって脱げんだろう』と言って、取り巻きたちに命じて服をはぎ取らせた。マネジャーとして、クレームをつけても無視。番組プロデューサーに苦情を言っても全く取り合ってもらえずに泣き寝入り。
また、あるバラエティー番組への出演が決まり、テレビ局へ収録に行こうとすると、食レポのコーナーがあるお笑いコンビのひとりが『挨拶がない』と怒っていると聞かされたことも。挨拶といっても文字通りではなく、ウチの事務所が弱小で新規参入だったってこともあってか、それなりの接待をするよう言外に要求されたんです。お茶の間には親しみやすいタレントとして知られているのに、それとは全く違う姿を見てゾッとしたものです」