撮影所で一流でないのはサインをねだるスポンサーくらい
高倉健映画の見どころというか、聴きどころは音楽だ。
たとえば「冬の華」だ。クロード・チアリが奏でるギターのインストゥルメンタルナンバー、「秀次のテーマ」はなんとも物悲しい。物語は、服役を終え更生しようとした主人公、加納秀次(もちろん高倉健)がふたたび人を殺してしまう不条…
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