憧れの西城秀樹とも一献 渡辺真知子さん語る“酒デビュー”
飲めるようになったのは2代目のマネジャーに徹底的に仕込まれたからです。23、24歳で、「唇よ、熱く君を語れ」を歌っていた頃です。彼はとにかく飲んでしゃべる人で「お~飲め、飲め」と明るく勧められ、雰囲気につられて飲んでいるうちに、ついついという感じ。マックスのときにどれぐらい飲んでいたかはわかりませんが、25、26歳の時に幼なじみに再会したら「飲めるようになったね~!」と驚かれました(笑い)。
記憶をなくしたこともあります。地方で仕事があり、打ち上げで飲んだあと、ホテルの部屋に戻ったとたんに気が緩んだみたい。朝ベッドで目覚めたものの、床の上にお化粧道具が一列にキレイに並んでいました。顔を洗ったあと整理したくなったのかな。
さらに湯船には、はいていたはずのジーンズがプカプカ浮いていて。泡が付いていたから、せっけんで洗濯しようとしたんでしょうかねぇ。1泊だったので替えを持ってきていなくて、マネジャーのジーンズを借りて帰りました。それが細身で、私、ピョンピョン跳びはねて何とかジーンズをはきました(笑い)。
ここ3、4年は太田裕美さんと庄野真代さんと3人で、N響の16人と連れだって「オーケストラで歌う青春ポップスコンサート」と題したコンサートを全国でやっています。近場のときはバスをチャーターして行き、帰りは「反省会」という名目の飲み会に。なぜかバイオリンとかの弦楽器の人たちって底なしなんですよ! 私は裕美さんと真代さんと3人で前の方の座席でチビチビ。2人とも強くて裕美さんが一番飲むかな。後ろの席から「天使のさ・さ・や・き……」と言いながら日本酒をついでくれます。
お酒を楽しんでいることをファンの方はよくご存じで、たくさん贈ってくださいます。我が家の玄関の床にはボトルが30本ぐらいズラリ。お酒が楽しみをくれますね。