芸能記者が見た有賀さつきさん 奔放の裏に隠した繊細さ

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 小泉今日子不倫宣言が世間の耳目を集めているが、その23年前に堂々と不倫を認め、赤裸々にそれを語っていたのである。

 その後、2002年にかつて上司だったフジテレビ解説委員(当時)の和田圭氏と結婚。同年11月に長女に恵まれたが、06年に離婚。ここでも「夫婦だったけど上司だった」「彼とは言語が違った」などとコメント。あまりに奔放な発言の数々が誤解を招き、世間の反感を買ったこともあった。

「とても華やいだ雰囲気で注目度が群を抜き、そのファッションでも注目されていました」と振り返るのはベテラン芸能記者の青山佳裕氏だ。こう続ける。

「不倫騒動の際は広尾の交差点近くに住んでいて、直撃すると消え入りそうな声で『やめてください。何もしゃべれないんです』と言っていたのを覚えています。明るさ、奔放さで知られていましたけど、繊細で不器用で、壊れやすいガラス細工のような印象がありました。離婚された年に、有賀さんは赤坂で軽トラックに追突事故を起こしているんですね。幸い大事には至らずにすんだのですが、このとき相手の男性運転手が車の窓を叩いても、しばらく中から出てこなかったという話がありました。退社したとはいえ、フジテレビのイメージを悪くしてしまったのではないかと気が動転したんじゃないかという説があって、以前と同じく繊細な印象を抱いたのを覚えています」

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