活躍、認知度、コメント力…平昌から生まれるタレントは
一億総タレント時代と言われて久しいが、最近は「即戦力」として注目されているのが異業種の人たち。「予備校講師の林修先生の活躍が刺激になった」という話も聞く。昨年は普段は注目度の低い将棋界から彗星のごとく現れた藤井聡太五段のおかげもあって加藤一二三九段が77歳にしてまさかのタレントデビュー。特異なキャラでCMにも進出する活躍。今年はすでに平昌五輪の選手に注目は集まっている。
スポーツ界から芸能界は今や王道路線。これまで多数の人を輩出。今も松岡修造を筆頭に一昨年のリオ五輪からは吉田沙保里がタレントとしても活躍中。芸能関係者によれば、「現役時代から活躍をしていて世間に認知されていることが第一条件。そこにビジュアル面とコメント力が加味される」というが、冬季は夏季と違い、ほとんどの競技はゴーグルなどで選手の顔が見えない。活躍して初めて「可愛い」「面白い」といった素顔を知る。スキージャンプの高梨沙羅(写真)も活躍が人気につながった。「天才ジャンパー」といわれソチ五輪から注目され続けていた逸材。今回、銅メダルを獲得で注目度は増す。
「大人になり『奇麗になった』とネットでも騒がれるほど人気は凄い。すでにバラエティーやCMにも出ているし、タレントとしての価値はさらに上がり、テレビ界からも引っ張りだこになるのは必定」(テレビ関係者)