安室奈美恵の中国公演 アジア全土からアムラー集結の熱狂
■ミニスカート、ニーハイ、ロングヘア
開演3時間以上前からツアーの看板前に人が集まり始める。よく目にしたのが、ミニスカートにニーハイブーツ、ロングヘアの典型的な“アムラー”スタイル。黒のニーハイブーツといえば安室の代名詞。今回はツアーで最後に安室が着用している、白のツアーTシャツにチェックのスカート、ニーハイブーツというスタイルを真似た人が多く見受けられた。
他にも有名曲の衣装のコスプレも登場し、ファン同士の撮影会がそこかしこで行われていた。
会場の深センベイスポーツセンターは収容人数2万人。3階席正面は地元ファンで満席だった。中国では違法ダウンロードの影響で、アーティスト側の収入は興行のみのため、チケット代が非常に高い。一番安い3階席でも680元。日本円に換算すると1・2万円だが、現地感覚では2万円超えらしい。3階席が超満員ということは地元人気の証明でもある。ちなみに日本のファンクラブ経由で入手した2階スタンド席は手数料が上乗せされ4万円。
安室の日本ドームツアーはどの席も9800円均一なのに比べるとかなり高いが、「肉眼で見えるならその価値は十分です」(40代の日本人女性)と納得の様子だった。