安室奈美恵の中国公演 アジア全土からアムラー集結の熱狂
昨年秋、突然の引退を発表した安室奈美恵(40)のラストツアーが始まっている。
今までライブに行っていたファンの間ですらチケットは入手困難で、プレミアどころか、もはや幻状態。それでも最後のパフォーマンスを目に焼き付けたい本紙アラフォー女子記者は一縷の望みをかけ、抽選を申し込んだところ、辛うじて中国・深セン公演の初日(3月17日)に当選。ライブ現場に飛んだ。
アジアツアーは台湾、香港、深センの3都市で開催されるが、中でも比較的倍率が低かったのが深セン。チケットが高額なうえ、台湾などに比べて日本人には馴染みがないからだという。日本人参加者に聞いたところ、国内公演の抽選は全滅、どうしても安室を見たくて“おひとりさま”で海を渡った“アラフォー女子”が多かった。まさに音楽、ファッション、メーク、ライフスタイルまで安室に影響された同世代の女性たちである。
対照的に地元中国のファンは、日本人より10歳以上若め。中国に浸透するまでのタイムラグが影響しているらしい。中には日本公演のチケットが入手できず、ベトナムからやってきたという20代女性もいた。