恋愛モノよりマシ 長澤まさみ主演の月9ドラマが意外に好評

公開日: 更新日:

 長澤まさみ主演の“月9ドラマ”「コンフィデンスマンJP」が意外に好評だ。脚本の古沢良太は月9では、堺雅人新垣結衣の「リーガルハイ」や杏と長谷川博己の「デート~恋とはどんなものかしら~」などを担当し、低調なフジのドラマの中で数少ない話題作を生んでいる人物。

 長澤演じるダー子、東出昌大演じるボクちゃん、小日向文世演じるリチャードの3人がコンフィデンスマン(信用詐欺師)となり、強欲な人たちから大金をだまし取る痛快エンタメコメディー。

 毎回だまされ役で豪華ゲストが出演し、「第1話~ゴッドファーザー編」では江口洋介が経済ヤクザを、未唯mie(ピンク・レディー)がホストクラブの社長を演じた。

「サイコロを振る博打(ばくち)のシーンはぎこちないながらも大人のドラマという気がした。月9だからということで恋愛モノをやらなきゃいけないといった既成概念に捉われない姿勢はいいと思う」(ドラマウオッチャー)

 長澤の月9単独主演は今作が初めて。初回ではカジノのオーナー“夜桜の麗”としてさらし姿でもろ肌と入れ墨を見せ、さらにCAの制服姿などサービス満載だった。

 願わくば舞台「キャバレー」で見せたガーターベルトの脚線美と大胆に開いた胸元なども見せてもらいたいもの。

 初回視聴率は残念ながら1桁の9.4%。これからアップすることを期待したい。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    松本人志「事実無根」から一転、提訴取り下げの背景…黒塗りされた“大物タレント”を守るため?

  2. 2

    島田洋七が松本人志復帰説を一蹴…「視聴者は笑えない」「“天才”と周囲が持ち上げすぎ」と苦言

  3. 3

    人気作の続編「民王R」「トラベルナース」が明暗を分けたワケ…テレ朝の“続編戦略”は1勝1敗

  4. 4

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  5. 5

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  1. 6

    松本人志が文春訴訟取り下げで失った「大切なもの」…焦点は復帰時期や謝罪会見ではない

  2. 7

    窪田正孝の人気を食っちゃった? NHK「宙わたる教室」金髪の小林虎之介が《心に刺さる》ファン増殖中

  3. 8

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  4. 9

    菊川怜が選んだのはトロフィーワイフより母親…離婚で玉の輿7年半にピリオド、芸能界に返り咲き

  5. 10

    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇