ブレーク時は最高月収500万円 “即興なぞかけ”ねづっちは今
近年はユーチューブ上にネタ動画を日々公開。その数、今や1800本にも達する。
「月1回の単独ライブで、30~40分間ほど新ネタの漫談をやるんですよ。いざ、ネタを作ろうと思うと大変なので、1日1分くらいのネタをコツコツ作り、ユーチューブにアップしてるんです。“公開ネタ帳”ですね。動画の収入ですか? 半年に1回くらい、忘れたころに2万円前後入ってきます。ノートに書いてたら一生0円だと考えると、優秀ですよね(笑い)」
お笑い以外にやっていることを聞くと、「ないです」と即答。「日々劇場に出るだけ。ピンとしては日が浅いので、早く自分にしかできない漫談スタイルを確立したいです。まあ、きっと死ぬまで納得しないでしょうけどね」
■ピーク時の一年間、休みは結婚式の1日だけ
さて、東京都日野市出身のねづっちさんは、大家族の一員として幼少期を過ごす。祖母と「笑点」(日本テレビ系)などを見るうちに、物心ついた時には大の演芸好きになっていた。
東洋大法学部に在籍中の97年、幼なじみの諸藤潤さんとお笑いコンビ「ケルンファロット」を結成。「覚えにくいから」という理由で「ケルン」に改名し、約7年活動したが、03年に解散。翌年から「Wコロン」として活動を始めた。